やりたいこと
今回はCloudFormation(以降Cfn)のスニペットツールを紹介していきます。
利用するのはVSCodeの拡張機能で「CloudFormation Snippets」です。
こちらはCfnのテンプレートを一から作成する際、非常に便利でリソースの定義などを簡潔にしてくれます。
概要
「CloudFormation Snippets」をインストールすることで、Cfnテンプレートを簡潔に記載することができるようになります。なお、対応形式はYAMLですのでJSONで書きたい方向けではありません。自分としてはJSONよりYAMLのほうが見やすくかつ書きやすいため、初めてCfnテンプレートを書く人にはYAMLでの記述を推奨します。
■補足
下記画像のVSCode拡張機能で似たスニペットツールの「CloudFormation」がありますが、こちらのツールは最終更新が2019/11/15(2022/4/10の記事執筆時点)で止まっており、最新のリソースやパラメータが反映されないため、過不足分はAWSドキュメントを参照する必要が出てくるので自分は非推奨です。
使い方
- VSCodeの拡張機能検索で「CloudFormation Snippets」をインストールします。
- 記載するCFnテンプレートファイル(.yml)を用意する
こちらは空のファイルで大丈夫です。 - ymlファイル内で「cfn」と入力し、Tabを押すことでテンプレートの基本フォーマットが用意される。
「cfn」と入力した段階で上記の候補が出てきますが、Tabを押すと「cfn」が選択されます。なお、「cfn-lite」を選択することで「cfn」より簡潔なフォーマットが用意されます。 - リソース名を入力し、Tabを押して必要な定義を選択する。
■例1:parameters
「parameter」と入力し、Tabを押す。その他候補として選択可能なパラメータ定義があるので、都度定義に必要なものを選択してください。
■例2:Resources(ec2インスタンス)
「ec2-instance」と入力し、Tabを押す。 - (補足)各定義で必要とされる値をAWSドキュメントから確認する。
各定義で必須な値と任意の値があるため、AWSドキュメントで確認しましょう。それぞれのサービスについては下記から確認できます。(ブックマーク推奨です!)
AWS リソースおよびプロパティタイプのリファレンス
「Required: Yes」については必須の値となります。
まとめ
スニペットを利用することで効率よくテンプレート作成することができるようになりました。業務では過去実績のものを利用することが多いかと思いますが、一からテンプレートを作成する場合はこちらを活用して効率よく作成してきましょう。
以上です。
0 件のコメント:
コメントを投稿